大検との違い英語は必修科目になりました。
高卒認定試験では、英語は必修科目になっていますが、大学入学資格検定(大検)時代には、必須科目ではありませんでした。
大検時代には、英語は必修科目ではなくて選択科目であったので、英語が苦手な人は、わざわざ苦手な英語を選択しないで、他の科目を選択すればよかったのです。
しかし、平成17年度に、「大検」から「高卒認定試験」に制度変更した際に、英語が必修科目となりました。
この制度変更は、「高卒認定試験」全科目合格をめざす場合、苦手な科目が英語である人に、最も不利に作用すると思われます。
英語は、中1→中2→中3→高1、、、と、学年が上がるにつれて、それまでに習った内容と、新しく習う内容が積み上がり式に配分されなおかつ複雑にからみあってくる科目です。
そのため、「中1、中2と英語は真面目に勉強してなかったが、中3になったら英語を勉強しよう」と決意して授業を真面目に聞こうと思っても、授業は、「中1、中2で習ったことを理解している」ことを前提にすすんでいくため、先生の話を聞いていても、先生の説明の意味がわかりません。
結局、授業を真面目に聞かなくなり、英語がわからないままで中学校を卒業した、という経験のある人もいると思います。
特に、英語の場合、「この部分さえ勉強すれば試験で点が取れる」という観点から重要事項をピックアップしようと思っても、肝心の「この部分さえ」というのは一体「どの部分」であるのかを探し当てること自体が困難な科目です。
※英語だけが苦手で、他の科目はそこそこ自信があるAさんと、英語は得意だが、他の科目には自信がないBさんが受験した場合、最終的に全科目合格するのが早いのは、Bさんである確率が高いです。
高卒認定試験では、「英語で合格点を取れる目処さえつけば」他の科目で合格点を取ることは、それほど大変ではありません。
逆に、「英語で合格点を取れる程勉強が出来ない」場合は、他の科目は合格しているのに、英語だけを受け続けなければならない、という可能性が高くなります。
他の教科はどうか?
数学で「高卒認定試験で合格点を取る」ということのみを目標にした場合は、出題範囲から、自分にとって理解しやすい分野や、点数の取り易い分野を選んで、合格点にまで点数を積み重ねていけばいいのです。
英語に比べれば、はるかに対策が立てやすいといえます。
国語の場合は、「言葉」の学習であるという点においては、英語と共通する部分もありますが、「高卒認定試験で合格点を取る」ということのみを目標にした場合は、英語に比べれば対策が立てやすい教科だといえます。
理科・社会も、出題範囲から、自分にとって理解しやすい分野や、点数の取り易い分野を選んで、合格点にまで点数を積み重ねていけばいいという点では数学と同じであり、英語に比べれば対策が立てやすい教科だといえます。
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